3D-1
M2Mデータ解析手法の検討
○安田晃久(M2M研究会),北上眞二(三菱),小泉寿男(M2M研究会)
機器間の相互通信/制御によって,人手を介さずシステム化する技術をM2M(Machine to Machine)と呼ぶ.M2Mで機器を制御する場合,稼動状態を把握するための解析処理が必要だが,既存の解析システムでは大量データを逐次リモートサーバへ送信するようなシステム構成が一般的であり,環境によっては通信負荷が高まるため,制御実行までの遅延時間が大きくなるという課題がある.また,既存の解析システムは大規模向けであり,中小規模に適用するには過剰である.これを解決するにはローカル環境でのデータ解析が有効である.本稿では,組み込み機器上で機器データ解析を行うためのデータ解析手法について述べる.

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