3C-3
スーパーパズにおける深さ優先探索による手順の冗長性
○新谷敏朗(福山大)
スーパーパズはトランプの一人遊びである。このゲームでは52枚のカードをシャッフルしてすべて表向きに並べた4行13列の初期局面からルールに従ってカードを移動していき,所定の成功局面に至ることが目的である。ハードウェアの能力向上により13列の場合でも「深さ優先探索」によって解が得られるようになりつつあるがほとんどの場合得られた解は冗長な手順を含んでいる。本報告では、冗長な手順が持つ性質に考察を加え、冗長性を取り除くことができることを示す。また列数を減らしてもプレイが可能なので、列数が少ない場合に実際に実行し、得られた冗長でない手順と幅優先探索で得られる最短手順と比較して、その有効性を検証する。

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