2ZE-5
猿検知システムの測定による群れごとの周期性を加味した出現予測システム
○伊藤将章,杉浦彰彦(静岡大)
猿の出現を予測するシステムの性能を向上させるために,猿の検知システムを作成し,実験を行った.この検知システムでは,1年半以上のデータを稼働率98%以上で測定することができた.そこで,この検知システムで取得した受信データを時系列順に並べ猿の出現する周期性に着目し,分析することによって現在の予測システムに反映し,予測システムの正解率向上を図る.これまでの研究で,出現してから2時間は周辺に出現していることと,4日の周期で出現する可能性が高いことが分かっている.本研究では,この結果に加え,猿の同時間帯での出現の相対関係や群れごとの周期性を導出することでより精度の高い予測システムを作成する.

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