2ZC-7
単一画像を用いた運動視差立体視
○井阪 建,藤代一成(慶大)
立体視可能な画像は単なる2次元画像に比べて、
ユーザに詳細な情報をより速く正確に臨場感を伴って提供できる。
なかでも運動視差による立体視は、装着デバイスが不要で
両眼視差立体視に比べて自然な立体視を、
ラップトップPCなどの汎用デバイス上で手軽に実現できる利点をもつ。
既存の運動視差立体視に関する研究では、
3次元で表示対象をモデリングする環境が必要である。
しかしそのような環境の準備には手間がかかり、
利用できるコンテンツも限定される。
本研究では、Tour into the Pictureの透視制御パラメータを、
ユーザの視線追跡によってリアルタイムに再設定することで、
単一画像からでも運動視差立体視を可能にする手法を提案する。

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