2ZC-10
構成比と分布を考慮したコンクリートの、ひび割れの再現
○加藤 悠(東工大),齋藤 豪(お茶の水女子大/東工大)
コンクリートは現代において建物や壁を作る上で基礎的な材料である。
しかし、完璧な材料ではないため、破損や劣化など、様々な状況が想定されうる。

ある場面にあった古いコンクリートを再現しようとした時、
その状況に合った削れ、欠け、ひび割れ、更には鉄筋を含むコンクリートならば
赤錆の露呈などの現象の考慮が必要であると考えられる。
人工的な破壊を考える場合でも、
これらをシミュレートすることは大いに意義がある。

本研究では、ボリュームデータを保持することで
構成比と分布を考慮したコンクリートのデータを考え、よりコンクリートらしい
ひび割れについての質感を再現したCGを実装することを目的とする。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について