2ZB-5
思い出想起のための何気ない日常風景の写真撮影支援
○小林聡太,泉 朋子,仲谷善雄(立命館大)
思い出は現在の自分を形成するための大きな根拠となる。中でも写真は、思い出想起のトリガーとしての機能が大きい。写真を折に触れて見ることで思い出を想起するだけではなく、大規模災害で大切な思い出を失くし立ち直れない人々の支援や、記憶障害や見当識障害を持った人々の治療などに用いられている。しかし、人々は旅行やお祭り、誕生日パーティーなど何か特別なイベントの時には写真を撮影するものの、日々の生活を送る家、何年も通っている学校、通勤で使っている道路など、何気ない日常の記録は少ない。そこで本研究では、思い出を想起するための何気ない日常写真の撮影支援を行う。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について