2Y-6
外部情報の取得に基づいたネットワークトラフィックの最適化に関する一検討
○原瑠理子,長谷川友香,小口正人(お茶の水女子大)
近年、ビッグデータへの対応が社会における情報処理基盤において重要となってきた。SNSの1つであるTwitterでは、1億4千万件もの情報発信が1日に行われている。また、大地震や台風などの自然災害時には膨大なデータが処理基盤に流れ込み、情報の発信・収集のためにユーザからのアクセスが集中するため大きな負荷がシステムにかかる。このようなイベント時におこるバースト的な負荷変動に迅速に対応し、非常時にも停止することなく安定した処理基盤であることが期待される。そこで、本研究では大きな負荷変動をTwitter等の外部情報から予測し、OpenFlowを用いてネットワークトラフィックの最適化を行うことで効率的かつ安定した処理基盤の構築を目指す。

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