2X-10
パケットの優先度を考慮した他規格間干渉回避手法の提案
○山本芳之,小林秀幸(仙台高専)
近年,無線LANなどに使用されるIEEE802.11が普及している.また近距離無線通信規格のIEEE802.15.4も普及していくと考えられる.どちらの規格もISM帯(Industrial Science Medical Band)の2.4GHz帯を利用しているため,規格間干渉による通信の阻害が懸念される.しかしリアルタイムアプリケーションなどの通信は早く正確に送る必要があると考えられる.
そのため本研究では,一つの端末が他端末の通信時間を管理することで通信時間を端末ごとに指定する手法を提案し,シミュレーションによって有効性を評価する.
提案手法は端末ごとに通信時間を指定するので端末が同時に通信しないため規格間干渉を避ける事が出来る。また通信時間も固定的なものではなく,パケットの優先度に応じて可変的に変更させることが出来る。

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