2W-5
IPv4/IPv6変換のためのLocator/ID分離アーキテクチャにおけるハンドオーバ処理の改良方式
○三浦昂平,木村成伴(筑波大)
IPv4/IPv6ネットワークの相互接続を実現するため,効率の良いIPv4/IPv6
パケット変換技術が必要とされており,その方式の1つとしてLocator/ID分離アーキテクチャが提案されている.しかし,この方式を用いて通信端末に
モビリティを提供した場合,ハンドオーバ処理遅延が大きく,パケット損失などが発生する恐れがあった.この問題を解決するため,本論文では,
本アーキテクチャにMobile IPv6のFast Handover方式を適用し,移動前の
アクセスルータにパケットをバッファリングさせることで,ハンドオーバ
処理時のパケット損失率を低下させることを目指す.最後に,
シミュレーション実験により,提案方式の有効性を確認する.

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