2V-3
乗降者数データと運行実績データを用いたバス到着時刻予測手法の提案
○前川裕一,中島秀之,白石 陽(はこだて未来大)
バスロケーションシステムはGPS(Global Positioning System)から取得したバスの位置情報や現在時刻から,バス利用者へ到着時刻を配信できる.既存研究では,バス停間の運行時間データを用いたバスの運行時間予測が行われており,交通状況や気象状況による遅延の影響を示されているが, 運行時間に影響する可能性が高いバス利用者の乗降車数を考慮していない.本研究では,各バス停での乗降車数データに加えて,気象条件や交通状況から影響を受ける運行実績データを用いた重回帰分析による到着時刻予測手法を提案し,実装した.

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