2U-6
ニューラルネットワークを用いた動的兵器割当問題の解法
○山岡香苗,岩井啓輔,田中秀磨,黒川恭一(防衛大)
近年,兵器割当問題に関してさまざまなアプローチによる解法が
提案されている.兵器割当問題とは,敵国による複数攻撃に対し
て,自国の保有する武器を最適に割り当てる問題である.本稿で
は,時間の経過とともに,敵国の攻撃機と自国の武器の残存数,
互いの距離による武器の射撃範囲や命中率など刻々と変化してい
くダイナミックな問題を取り扱う.この時, T機の攻撃機に対し
てW箇所に配置した武器を割り当てるT×W個のバイナリニューロ
ンから成るホップフィールド型のニューラルネットワークを用い
て,戦況に応じた武器の割当を決定するアルゴリズムを提案し,
シミュレーションにより最適解を評価する.

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