2S-5
顔の向き推定を用いた集中度の推定システム
○山本武志,姜 東植(琉球大)
コンピュータの性能向上、アルゴリズムの改良により、顔認識は一般的な技術となりつつあり、カメラ、スマートフォンなどの機能やマーケティングなどに利用されている。本研究では、顔認識を教育に利用するため、授業の様子を撮影した動画から生徒の顔を検出し、顔の向き推定により生徒が授業に集中しているかを計測する事により授業を評価するシステムを開発する事を目的とする。
本論文ではフレーム間差分を用いた顔領域の追跡と、色情報を用いた顔部品検出により、顔の位置と向きを推定する手法を提案する。顔検出により顔領域を特定し、顔領域の動きの向きと大きさを得る事により顔を追跡し、顔部品の位置と顔領域の動きから向き推定を行う。

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