2S-2
ロボットと子どもの身体的コミュニケーション~手をつなぐことによる関係性の構築~
○日永田智絵,阿部香澄,長井隆行(電通大)
身体的なコミュニケーションは人間同士で行われると安全の感覚を伝える効果があるといわれている。
その効果はコミュニケーションの初めのアプローチとして有効だと考えられる。子どもは初対面の相手に対して一度拒絶反応を起こすと打ち解けることが困難になる場合が多い。
従って、初対面の子どもに対してロボットがどのように振る舞うかは重要である。
我々は、初対面時に手をつなぐ行為がその後のロボットと子どもの関係性を良好なものにするとの仮説を立てた。
手つなぎを実装したヒューマノイドロボットを用い、5~6歳児を対象に行ったコミュニケーション実験を通して仮説を検証した結果を報告する。

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