2R-8
ユーザの意図を反映した進化的自動作曲
○山本尚希,長尾智晴(横浜国大)
独自の音楽作成に対するニーズから,コンピュータによる自動作曲の発展が期待されている.
コンピュータによる自動作曲の手法として,進化計算法を用いてメロディの最適化を行う進化的自動作曲が提案されており,その有効性が示されている.
自動作曲では,ユーザの負担を軽減しつつ,ユーザの意図を反映することが重要である.
本研究では,対話型進化計算法のひとつであるInteractive Genetic Algorithm (IGA)を用いてメロディを最適化し,作曲を行う.
ユーザ評価に基づいて,評価のキーとなる部分を抽出し,IGAの適応度関数を変化させる.
母集団における一部の個体のユーザ評価から適応度関数を修正することで,低負担でのユーザ意図の反映を目指す.

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について