2R-6
遺伝的アルゴリズムを用いたコード進行を考慮した自動作曲
○菊地基希,長名優子(東京工科大)
本研究では、遺伝的アルゴリズムとコード進行を考慮した自動作曲
システムを提案する。提案システムでは音の高さとリズムの情報を
遺伝子として表現し、選択、交叉、突然変異などの遺伝的操作を繰
り返すことで作曲を行う。適応度の計算は、既存の曲からリズムや
1小節に含まれる緒との数の遷移の特徴を学習したNグラムモデル
による評価とリズムの類似度、音の差分の割合、休符の長さの分布、
コード構成音の使用率に関する評価を利用して行う。提案システム
では、学習に用いる曲のコード進行にそのまま利用し、コード進行
にあうように音の高さを選択してメロディの生成を行うことでコー
ド進行の自然な曲の生成を実現する。

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