2Q-4
閉じた3次元表面のキャプチャリング支援
○小林弘樹,藤田 悟(法大)
近年,KinectFusionのような3Dキャプチャリングが注目されている.この技術を用いれば,現段階でも比較的高速で滑らかな3Dモデルが取得できる.しかし,3Dモデルには物体の裏側や,複雑形状の谷間部分など,情報が欠落した部分が存在しがちである.3Dプリンタ等で取得データを利用する際に,面として閉じたデータが必要であるため,情報欠落部分は重大な問題になる. KinectFusionの場合,これらの欠落部分を撮影者が自ら探し出し,カメラを操作して3Dモデルを完成させなければならない.しかし,現状ではユーザーが欠落部分を効率的に知る方法はない.そこで本研究では,欠落部分を検出するアルゴリズムと,効率的なユーザーへの情報提示方法について研究を行う.

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