2Q-3
3Dキャプチャリングの歪み補正方式
○門田 仁,藤田 悟(法大)
本論文では、深度センサKinectを用いたリアルタイムな3Dキャプチャリングに対して歪み補正を行ない、高品質な3Dモデルを構築することを目的としている。
リアルタイム3Dキャプチャリングには、KinectFusionというKinectから得られた深度情報をGPGPUで高速に並列処理することで3Dモデルを構築する研究を参考とする。
こうして構築された3Dモデルは、Kinectのカメラレンズによる歪みを持っている。
そこで、この歪みの特性をキャリブレーションによって確かめ、補正することでより高品質な3Dモデルを構築する。
3Dモデルの品質評価には、チェッカーパターンや四角錐の積み木などを使用し、実物体と構築された3Dモデルとの測定値の誤差を求めることでデータの正当性を確かめる。

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