2Q-1
複数のTOFカメラを用いた手指形状の推定
○大谷裕史,田村 仁(日本工大)
手話は聴覚障害者と健常者がコミュニケーションをとる際に重要な役割を担っている。しかし、健常者のなかで手話を使える人は限られているため、広く一般にコミュニケーションをとることは困難である。これに対して、手話の自動認識や通訳システム開発の試みが多くなされている。
本研究では、手指形状の認識を行うシステムの開発を目的とする。
今回は、softkinetic社製のTOF方式の小型距離画像カメラ「DS325」と「DS311」を使用し、正面と側面から撮影を行い、2台のTOFカメラから得られた距離画像の座標を連携させて簡易3Dモデルを構築するなど精度向上に必要な処理を検討する。