2M-6
Traceability linkのための未知語の分析機構
○吉　　磊，高田眞吾（慶大）
ソフトウェア開発において，要求仕様，設計図，ソースコードなど
の成果物の関連を明確することは重要である．この関連を明確にする
ための手段として，成果物の関連を辿ることができるtraceability link
が挙げられる．
Traceability linkの確立手法について，情報検索による手法がよく
使われている．しかし，情報検索では，コード中でよく現れる略語や、
単語の組み合わせなどが認識できず、未知語となってしまう．
本研究では，未知語の分析により，traceability linkの確立精度を
上げる機構を提案する．提案機構ではコード中の未知語の文字列を
分割し，どのような略語がありうるかを自動的に列挙するにより分析
を行う．提案機構はTraceLabというツールのプラグインとして実装した．
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