2M-5
クラス名の文法構造と周辺の識別子を用いたクラスの命名支援
○福田宏樹,早瀬康裕,北川博之(筑波大)
保守性の高いプログラムを書くためには,クラスにその役割を表す
名前を付けておくことが必要である.しかし,そのような命名には,
ソフトウェアが扱う問題領域の語彙といった専門知識が必要となるため,
経験豊富でない開発者がクラス名を自分で考えるのは難しい.
そこで,本研究では,中身のあるクラスに対して,クラスに関係する
情報から判断して付けられる可能性の高いクラス名を複数提示し,
開発者の命名の参考とできる手法を提案する.具体的には,クラスの内容や
他クラスとの関係が似ているクラスは似たクラス名を持つという
アイディアに基づいて,相関ルールマイニングを行い,さらに,
精度上昇のためクラス名の文法構造を考慮する.

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