2M-4
細粒度なコード再利用のための言語機構メソッド内メソッドの定量的な評価へ向けて
○小川秀典,佐藤芳樹,千葉 滋(東大)
プログラミングにおいて、ソースコードの再利用は有益である.
しかし、Javaのようなオブジェクト指向言語の多くではブロック単位でのコードの再利用をサポートしていない.
より細かい粒度でコードを再利用するために、あるブロックを別のメソッドとして定義すると、変数受け渡し、副作用の再現のためにコードが煩雑化、実行速度の低下が起こりうる.
このような問題を解決するため、我々は細粒度でのコード再利用のためのメソッド内メソッドをJava言語に導入した.
本論文では, メソッド内メソッドの有用性を定量的に評価するための方法とそのための解析ツールについて述べる.

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