2L-1
決定木を用いた質的データからのグラフ構造学習
○川崎隆史,鈴木大輔,杉山 歩,Hieu Chi Dam(北陸先端大)
近年,データからのグラフ構造学習技法では,疎構造なグラフを学
習する際に有効な手法としてMeinshausen-Bühlmannの手法(MB
法)などが提案され,盛り上がりを見せている.MB法は非常に有効
な手法ではあるが,量的データの使用を想定しており,質的データ
の使用は想定されていなかった.
 本稿では,MB法のフレームワークを利用しつつ,決定木を用いた
質的データの分析に適した新しい手法を提案する.その中で,疎構
造学習に適した決定木の定義を行い,検証用データに対する分析か
ら,提案手法の妥当性を示す.

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