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データベースベンチマーク実行時のストレージ省電力手法に関する評価
○飯村奈穂(お茶の水女子大),西川記史,中野美由紀(東大),小口正人(お茶の水女子大)
近年,デジタル情報量が急増している.これに伴いデータセンタのエネルギー消費量は2050年には2010年度の日本の発電電力量の約3倍になると予測されている.そのため,社会全体で節電が求められている中でデータセンタの省電力化に注目が集まっている.そこで本研究ではデータセンタのエネルギー消費量の中でも一定の割合を占めるストレージに注目し,アプリケーションの性能劣化を最小限に抑えつつ,ストレージの消費電力を削減することを研究目的とする.本稿ではアプリケーションの中でもデータインテンシブアプリケーションであるTPC-Hを使用し,TPC-H実行時のストレージ省電力手法について,データ配置によるストレージ省電力手法の検討と評価を行った.

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