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SW/HW協調処理による船舶自動見張りシステム-航海画像安定化処理の高速化に関する初期検討-
○植竹大地,大川 猛,横田隆史,大津金光(宇都宮大),松本洋平(東京海洋大)
海上交通における事故の主原因は見張り不十分である.そのため,船舶に搭載し
たカメラによる船の自動監視システムの導入が期待されている.しかし,船に搭
載したカメラは波による動揺があるため船舶を認識するのが難しいという問題が
ある.そのため,カメラからの画像に対して動揺を取り除く安定化処理を行なう
必要がある.
先行研究では,画像安定化システムの処理時間はソフトウェアにより1フレーム
あたり83msとの報告がある.船舶の認識率向上のためにはより高解像度の画像を
高速に処理する必要がある.本稿ではFPGAを用いて処理の高速化を検討し,本稿
ではFPGAを用いて処理の高速化を検討し,処理の一部をFPGAで高速に処理を行
なう.

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