2F-5
意図的な瞬目に現れる個人的特徴に関する一検討
○松野省吾,大山 実(電機大),阿部清彦,佐藤寛修(関東学院大),大井尚一(電機大)
瞬目を用いてコンピュータ等への入力操作を行うために随意性瞬目と不随意性瞬目の自動的な識別が望まれている。従来の画像処理を用いた手法による瞬目検出は、時間分解能の不足等により瞬目の特徴を詳細に取得することが困難であり、瞬目種類を識別するためには専用の機器が必要である。そこで、筆者らは動画像を構成するインタレース画像をフィールドに分割するフレーム分割法を用いることで一般的なNTSCビデオカメラにおいても瞬目の特徴を取得することに成功した。更に、この手法を用いた実験を行い、音教示による意図的な瞬目の個人による生起傾向の差異を調査したので報告する。

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