2F-4
色相ブレンド法を用いた携帯型2色覚補助ツールの検討ー画面サイズによる使用感の比較ー
○松元明子,比良祥子,木原 健,大塚作一(鹿児島大)
人間の色覚には多様性があり、日本人の場合、男性の約5%、女性の
約0.2%が赤と緑が見分けにくい色弱者であると言われている。従来
から多くの色覚補助ツールが研究・開発されてきたが、これまでは
一般の3色覚者が感じる赤と緑の色対比などを2色覚者に直感的に
表示することは困難であった。そこで我々は、2色覚者が分かり易い
色対比である黄と青を使って赤と緑の色対比を直感的に伝える手法
(色相ブレンド法)を考案し、携帯端末で実時間動作可能なプロト
タイプを開発した。今回、画面サイズによる使用感の違いについて
検討を行ったので、その結果を報告する。

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