1ZD-8
分散型電源における電力変動予測による電力融通最適化手法
○小堀一樹,米田征司,能登正人(神奈川大)
近年,局所的な電力不足の解消を目的とし,自律分散型電源における電力の融通や取引などにエージェントを用いた研究が行われている.
このような電力融通問題は最適化問題として定式化され,マルチエージェントによる電力融通を行うことで,自律分散型電源の電力供給を安定させることが確認されている.
しかしながら,電力融通回数の増加による電力損失を減らすことや,隣接していないノードとの電力融通を考慮する必要があるなど,解決すべき点も多い.
本研究では,電力損失を抑えつつ電力融通の最適化を行うため,エージェントが持つ発電量や電力消費量の時間変化を学習することで,電力供給する際に最適なノードの探索を行う手法を提案する.

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