1ZD-3
災害前後の無線LANとライブ状況を用いる被災状況推定
○金 楠奇,杉浦彰彦(静岡大)
 本研究では、被災状況推定システムを作成する。作成したシステムはAndroid端末を用いるM2Mのシステムである。自動化されたシステムを構築することで,人手を抑制し,また,災害発生直後から被災状況を確認することができるシステムである.システムは,Android端末が周囲の無線LANの電波状況をモニタするものである.Android端末を各地に配置し,平常時から周囲の無線LAN状況を把握しておく.平常時と災害発生時の無線LANのモニタ状況の差異を調査することで迅速に災害発生箇所の特定予測を行う.これまでの研究ではAndroid端末の稼働時間は安定しなかった。本研究では予備実験においてAndroid端末は一ヶ月以上稼働を確認して実地で実験を行う。

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