1ZC-7
ローカルな美的基準を考慮した力指向におけるレイアウト制御方式
○武田修平,三末和男,田中二郎(筑波大)
グラフレイアウトの手法の1つである力指向アプローチは辺の長さの統一、
ノードの一様分布、対称性といった美的基準において優れたレイアウトを行う。
しかし、これらの美的基準は全体に影響するグローバルなものであり、
一部のノードのみを対象にするローカルな美的基準は考慮されていない。
そこで本研究では、見えないノードと見えないエッジを導入することで、
力指向アプローチのモデル自体を変更せずにローカルな制御を可能にする方式を開発した。
これにより、力指向アプローチの従来の枠組を継承しつつ、
グローバルな美的基準とローカルな美的基準の両方を考慮した
レイアウトを生成することが可能となった。

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