1X-5
バースト性VCHS 待ち行列モデルの形態分析による公衆無線回線の最適配置に関する研究
○小林敏也，奥田隆史，井手口哲夫，田　学軍（愛知県大）
スマートフォンを中心とした情報通信ネットワークでは，呼の到着において非マルコフ性を有することが知られている．また，サービス提供者は，公衆通信回線とWi-Fiという異なる通信処理能力を持つサーバを組み合わせたシステムとして配置する必要がある．
この非マルコフ性により従来のマルコフ型待ち行列モデルにおけるアーラン損失式などによる形態分析結果をそのまま利用することは困難である．
そこで，本研究では，先ず，上記のようなサーバ組み合わせシステムを，複数のバースト性VCHS型待ち行列モデルとして形態分析する．次に，形態分析結果を基に線形計画モデルを作成し，通信処理能力が異なる複数のサーバを最適に配置する手法を提案する．
footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について