情報処理学会 第76回全国大会講演要旨
1X-4
待ち行列長の変化を考慮した動的パケット優先破棄
TCPは，現在のインターネットにおいて標準的に用いられているトランスポート層プロトコルであり、効率的な通信を行うためのフロー制御機構，輻輳制御機構（ウィンドウ制御）を備えている．
複数のTCPが混在している環境においてはTCP同士の公平性が重要であり、多くのシミュレーションによる評価が行われているが、実機環境における評価は十分にはされていない．本研究では，代表的なロスベースの輻輳制御アルゴリズムであるCUBIC TCPと，ハイブリッド型輻輳制御アルゴリズムであるCompound TCPに焦点を当て、実機のネットワークを用いて性能測定，性能解析，公平性の解析を行う．そして、ネットワーク機器の待ち行列の変化を考慮した公平性の改善手法について考察する．
複数のTCPが混在している環境においてはTCP同士の公平性が重要であり、多くのシミュレーションによる評価が行われているが、実機環境における評価は十分にはされていない．本研究では，代表的なロスベースの輻輳制御アルゴリズムであるCUBIC TCPと，ハイブリッド型輻輳制御アルゴリズムであるCompound TCPに焦点を当て、実機のネットワークを用いて性能測定，性能解析，公平性の解析を行う．そして、ネットワーク機器の待ち行列の変化を考慮した公平性の改善手法について考察する．
