1S-6
日常的なストレスマネジメントへ向けたストレス耐性別の短期ストレスに対する唾液アミラーゼ活性と主観評価の関係調査
○中川卓也,高橋紳一郎,長谷川大,佐久田博司(青学大)
現代はストレス社会と呼ばれ、人々がストレスマネジメントを求められている一方、決定的なストレス測定手法が確立されていない。そこで本研究は、唾液アミラーゼ活性と主観評価を組み合わせた測定手法を提案し、日常的行動によるストレスの定量化を試みた。「計算課題」「対話」「歩行」「走行」の4つの刺激に対し、唾液アミラーゼ活性および質問紙によるストレスの測定、比較検討を行った。15名の参加者による実験の結果、ストレス耐性による類型化によって唾液アミラーゼ活性と主観評価の整合性のあるストレスの種類を特定した。より詳細化することで、日常的行動によるストレスの得点表作成の可能性が示唆された。

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