1R-3
入力文書の印象と感情に基づく楽曲生成の一手法
○菅野沙也,伊藤貴之(お茶の水女子大),高村大也(東工大)
我々は小説などの文学作品の印象を様々な形で表現する.特にレビューを書くなど言葉を用いたり,イラスト化するなどの視覚的手法を用いたりすることが多い.
しかし,これらの手法には作品のネタバレをしてしまったり,登場人物の容姿や場所に関する先入観を与えすぎたりする可能性があり,別の角度から文学作品の印象を表現できないかと考えた.そこで思いついたのは昔から我々の生活や感情表現に欠かせない要素である「音楽」である.
しかし,楽曲を制作するには専門的知識や経験が必要となり誰でも気軽に行えるとは言いがたいのが現状である.
そこで,本手法では文書を入力するとその印象に基づいた楽曲を提供するシステムをつくり,文学作品の印象表現の新しい形として音楽を用いることを提案する.

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