1Q-7
甲骨マッチングに関する研究
○森脇信啓,孟  林,林  磊(立命館大),安 成浩(浙江大),泉 知論,小柳 滋(立命館大)
甲骨文字が3000年以上前の甲骨に刻まれたもので、史学研究、文字の起源などの史学研究に欠かせない存在である。
しかし、これらの甲骨が、長期間に地下で埋蔵されたため、破裂し、ばらばらな断片となってしまい、甲骨文字の認識に対して大きな障害となる。
そのため、我々は画像処理と数学の技術を用いて、ばらばらな甲骨断片をマッチングし、統合することを目指し、甲骨文字の研究に貢献する。
 詳細な手法としては、甲骨のエッジを抽出し、甲骨のエッジを正規化する。
そして正規化されたデータを用いて、同じ距離の角度を計算する。
ばらばらにされた甲骨のエッジの角度を比較し、同じ或いは類似する角度が存在するものが同じ甲骨と推薦する。

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