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アスペクト指向言語を用いたUML機能要件とCCに基づくセキュリティ要件の統合管理手法
○野呂 惇,加藤洋祐,松浦佐江子(芝浦工大)
セキュリティは,設計・実装過程への一貫性を確保し,状況の変化に対してもその一貫性を保つ必要がある.
そのため,ソフトウェア開発の要求分析段階においてセキュリティ要件を整理し,適切に定める必要がある.
我々は,UML要求分析による機能要件に対して,情報セキュリティ国際評価基準であるコモンクリテリアをセキュリティ対策の知識として利用し,セキュリティ要件を定義する方法を提案してきた.
本稿では,アスペクト指向言語を用いて2つの要件を統合管理する方法を提案し,ケーススタディを通して,状況の変化への対応の容易性を評価する.

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