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無限ループを検出するインタプリタの実装手法の検討
○桜井勇貴,佐々木晃,雪田修一(法大)
ソフトウェア及び、その開発において出現する典型的なバグに、
無限ループが存在する。このタイプのバグはプロセスのゾンビ化や
デスクトップアプリケーションのフリーズを引き起こす。
本研究では、このような無限ループをランタイムエラーとして検出し、
プログラム中で例外としての扱いを可能とするインタプリタ実装に
ついて報告する。この手法では、関数のコールパス及び継続を用いて、
プログラムの状態の表現を与える。その状態の同値性から
無限ループを検出することで、そのエラーを発生させる。
本稿ではまた、この実装において、検出可能な無限ループ及び、
検出不可能な無限ループのパターンを紹介する。

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