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データベーステーブル再配置による仮想化環境におけるHDDアクセス低減に関する一考察
○若色 匠,山口実靖(工学院大)
クラウドコンピューティングの普及により,計算機の使用電力量が増加している.ストレージはその中でも大きな電力消費源のひとつである.
本研究では,データベースの動作情報を取得し,HDDへのアクセスの多いデータベーステーブルをまとめることにより,特定のHDDのアクセス量を減らしHDD停止時間を増加させ,HDDの消費電力削減を目的とする.
具体的には,ベンチマークアプリケーションを実行し,HDDへのアクセス間隔,読み書き量を調査し,1つのHDDにアクセスの多いテーブルを移動し,どの程度のHDDアクセス間隔の増加ができるかを調査する.