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mruby言語採用による組込みソフトウェア開発の生産性向上
○池田智之,三井浩康(電機大)
近年、組込みシステムにおいてシステム機能の複雑化に伴ない、組込みソフトウェアが高機能化、大規模化し、高級言語を用いる事例が増えている。
本論文では、組み込みソフトウェア開発において、C言語開発環境から近年、新たに登場したmruby言語による開発に移行した場合のmrubyの有用性と
影響に関する評価ついて述べる。
mrubyはRubyの組込み向けエディションであり、シンプルな記述の文法による開発の容易性、オブジェクト指向のスクリプト言語であること、正規表現
の扱いが容易であることが特徴であり、複雑化する組込みシステム開発の生産性向上に寄与する可能性があり、本研究では、mrubyをC言語と併用した場合
のメリット、デメリットを評価・検証する。

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