1H-6
HLAを用いたシステム連携シミュレーションの開発
○小林篤史(防衛省)
従来の研究開発用シミュレーションは、エンジンや電装系のような
コンポーネントレベルあるいは部品要素レベルのコンセプトや機能
評価を対象にしたもの、それらを組み合わせた車両や航空機のよう
なシステムレベルのコンセプトや機能評価を対象にしたものが主で
あった。しかし、ネットワーク技術の進展により、車両、航空機、
艦船等の複数システムの連携による運用効果が顕著であると認識さ
れるようになり、その効果を検討する手段として、統合シミュレー
ションの必要性が増大した。そこで、HLAを用いて複数システム
が連携することによる効果を評価するための統合シミュレーション
を開発したので報告する。

footer 情報処理学会 セキュリティ プライバシーポリシー 倫理綱領 著作権について