情報処理学会 第76回全国大会講演要旨

反響ツイートの拡散パターンを利用して、テレビ番組の視聴傾向（視聴率の変化等）を予測するための手法を提案し、その実験結果について述べる。本手法では、反響ツイートの拡散パターンを、リツイート（公式、非公式）、関連ツイート、リプライに分け、肯定的ツイート（デマ訂正を含む）と否定的ツイート（デマを含む）の出現頻度や伝播経路の変化（拡散パターンの変化）をうまく捉えることで番組の視聴傾向の変化を予測する。実験では、TwitterのストリーミングAPIを用いて反響ツイートをリアルタイムに収集しており、現在話題のドラマ等を中心に実験結果を考察する。