1E-5
時間依存辺コストの予想値を用いた最短経路探索
○鈴木 晋(愛知工大)
時刻によって道路の混雑状況(交差点間の走行時間)が変化する道
路網において,目的地に早く到着する経路を計算することを考える.
現在,道路交通情報システムVICSに対応したカーナビでは,走行中
に,現時点の道路の混雑状況データを用いて,目的地への短時間経
路を計算し直すことができる.しかし,より優れた短時間経路を得
るためには,現時点の混雑状況データのみならず将来の混雑状況の
予想値も用いて経路を計算した方が良いように思われる.本稿では,
道路混雑状況の予想値を用いた最短経路計算の有効性を,シミュレ
ーションによって評価する.

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