情報処理学会 第76回全国大会講演要旨
1E-4
プローブカーによる車間距離測定を応用した交通流モニタリング
車間距離測定技術は，走行車両の車載機器により前方車両との距離を測定するもので，主に自動車運転支援目的で開発されている．
すなわち，同技術による観測情報は，個々の車両の制御にのみ用いられているといえる．
一方，よりマクロな視点から見ると，車間距離は交通密度と大きな関係を持つ状態量である．
そのため，本技術をプローブカーの観測手段として応用することで，交通状態（交通密度・交通量等）の把握を移動体観測のみにより行うことが可能となり，より高度な交通運用・計画につながる可能性がある．
本研究は，車間距離測定を行うプローブカーによる観測情報に基づく交通流モニタリング手法を提案し，実験を通してその検証を行った．
すなわち，同技術による観測情報は，個々の車両の制御にのみ用いられているといえる．
一方，よりマクロな視点から見ると，車間距離は交通密度と大きな関係を持つ状態量である．
そのため，本技術をプローブカーの観測手段として応用することで，交通状態（交通密度・交通量等）の把握を移動体観測のみにより行うことが可能となり，より高度な交通運用・計画につながる可能性がある．
本研究は，車間距離測定を行うプローブカーによる観測情報に基づく交通流モニタリング手法を提案し，実験を通してその検証を行った．
