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初心者の情報の獲得プロセスとその支援に関する検討
○矢島敬士(電機大),神門典子(NII),黒沢 学,平賀公基(電機大)
情報探索のケースとして、該当分野に関する初心者による情報獲得を対象に取りあげ、初心者が、専門家や異種の情報源に触れながら、迅速かつ効果的に、目的の情報を獲得するのを支援する方式を提案する。
具体的には、情報源構造そのものの明確化や加工の問題から、情報獲得者の認知プロセスの動的な解明を含めて、統合的なアプローチで、課題を解決することが狙いである。インタネットが普及した世界では、世の中の変化のスピードが急速に早くなっている。
その中で社会活動を行っていく際、多種の情報を有機的に活用することが求められるが、異種情報発生の速度が速いため、複数の分野で専門家であることは難しい。このため、幾つかの分野では初心者として情報獲得することが必要になる。この情報獲得を円滑に行うことによって、目的達成の迅速化が可能となることが期待される

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