1A-4
ストレージ自動階層配置機能向け導入支援方式の提案
○池ケ谷直子,長尾 尚,牧 晋広,宮地大輝(日立)
一般にストレージには性能と価格が異なる記憶領域が複数混在する。これらの記憶領域を記憶階層と言う。
ストレージ自動階層配置機能は、データのアクセス頻度に応じ、データの記憶階層を決定する。本機能導入時、管理者は記憶階層毎に記憶媒体種別等のパラメータ(階層構成)を決定する必要がある。また、データを配置する階層(階層レベル)を限定できる。しかし、階層構成と階層レベルの組合せ数が膨大なため、性能要件を満たし、かつ低価格という条件に合致する組合せを管理者が選択することは困難である。
そこで、上記条件に合致する組合せの探索方式を提案する。本方式により、従来方式より30%安価な組合せを現実的な時間内に探索可能である。

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