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小型Linuxボードを用いた組込みメカトロニクスの教育展開
○山崎悟史,小林巧祈,石田隼己(沼津高専)
近年,組込みシステムは,日本の産業競争力を担う重要な存在といえる.
その定義に定説はないが,ここではマイクロプロセッサとリアルタイムOSが搭載された
システムとみなす.組込みシステムの中でもとりわけ,組込みソフトウェアの重要性が
高まっている.近年,ARMプロセッサを搭載した低価格な小型Linuxボードが販売され,
社会的にあらゆる場面で組込みシステムの普及が期待されている.実現場における
組込みシステム開発は,カスタマイズ開発中心であることを鑑み,教育機関において
このような小型Linuxボードを活用し一からシステムを構築するといった経験は有用と
思われる.本発表では,これまでの本校におけるメカトロシステムに小型Linuxボードを導入し,試作・評価を通じて,組込みソフトウェア技術の体系化を試みる.

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