6ZC-3
拡張現実を用いた図形からひろがる数学学習支援システム
○矢口健一,時井真紀(筑波大)
現在出版されている数学の学習用書籍では、軌跡の様な動きのある
問題や空間図形の問題が分かりにくいという問題点があり、また数
学への興味と関心を十分に引き出せていないと考える。
そこで、この問題を解決するために、拡張現実感(AR)を使った体験
型の数学学習システムを構築した。
実際に体験や作業をすること、また図形から学習に入ることによっ
て、学習を始めやすくした。利用者がマーカーを動かすことで図形
の大きさを変えたりキー操作で図形が変化したりすることで次への
学習意欲を高めることができた。
また、他人と考えを共有することで数学的思考・別解の考え方を養
うことができた。

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