6Y-7
ノードの移動距離と通信経路の信頼性を考慮したMANET用ゾーン型ルーティングプロトコル
○長内春樹,小山明夫(山形大)
MANET(Mobile Ad-Hoc Network)において,各ノードはP2P形態でシングルホップもしくはマルチホップで通信を行う.2つのノード間の通信を取り持つ中継ノードはルータとして機能する.したがって,ルーティングプロトコルはMANETを構築するために重要な役割を担う.
MANETでは無線通信端末を用いるので,ノードの移動は自由である.そのため,ノードの移動を考慮した適応的なルーティングを行う必要がある.
そこで,本研究ではEZRPというゾーン型ルーティングプロトコルに,ノードの移動距離を考慮したルーティング手法を組み込んだEZRP2を提案する.従来手法のEZRPと我々が提案するEZRP2を実環境において実験を行い,ネットワーク性能の比較を行う.

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