6Y-5
アドホックネットワークのクラスタリングにおけるプロトコルの改良
○蜂須賀隆太郎,米田征司,能登正人(神奈川大)
アドホックネットワークではネットワークの拡大に伴い,送信元端末から宛先端末へのホップ数が増加し,パフォーマンスの低下に陥る傾向にある.
そこでこの問題を解決するために,複数の端末をクラスタに分類し,クラスタを一つの大きな端末に見立てる手法が開発されている.
しかし,既存のルーティングプロトコルでは送信元端末から送られるRREQを複数回受信する可能性があり,複数回のRREQの受信により電力を無駄に消費している.
このことはクラスタリングを行った場合も同様の事態が起こり得る.
本研究ではルーティングプロトコルのAODVに改良を加え,RREQの重複受信を回避する手法を提案する.

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