6Y-1
アドホックネットワークでの浸透閾値を用いたウイルス蔓延抑制手法
○遠野翔太,森口一郎(東京情報大)
アドホックネットワークではマルチホップ通信を行うことからモバイル端末
のみで容易にネットワークを構築できる。よって、無線通信を利用した発展
が見込まれる。しかし、近年モバイル端末をターゲットとしたウイルスの存
在が確認され、今後のスマートフォン等の普及につれウイルスの影響も拡大
されることが予測される。しかし、既存のネットワークとのネットワーク構
造が異なることからこれまでの手法が使用できないため、アドホックネット
ワーク独自のウイルス蔓延抑制手法を明らかにしなければならない。本研究
では、アドホックネットワークの浸透閾値に着目し、感染活動を受けたノー
ドの電波の到達範囲を縮小させ、ウイルスの周辺のみを浸透閾値を下回るネ
ットワークにすることでウイルス蔓延抑制を行った。

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