6X-9
DAQ-Middlewareを用いた動的制御機構の提案
○前田寛幸,長坂康史(広島工大),千代浩司(高エネルギー加速器研究機構),味村周平(阪大),神徳徹雄(産総研)
DAQ-Middlewareは、ネットワーク分散型データ収集システムのソフトウェアフレームである。このフレームワークは、システムを制御するOperator側とデータ処理を行うComponent側に分かれており、設定ファイルを用いることで各Componentに任意のパラメータを設定できる。
現在のDAQ-Middlewareには、データ収集実行時にComponentのパラメータを変更する機構が備わっていない。よって、各Componentのパラメータを変更する場合は、設定ファイルを書き換えて、システムを再起動する必要があった。そこで、本研究では新たなステートを追加することで、再起動することなくパラメータを動的に変更する機構を開発した。

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